2016.07.02

sysbench をとってみた

Raspberry Pi 2, 3、BeagleBone Black、Intel Edison、DragonBoard 410c、HiKey LeMaker version の sysbench をとってみた。
(後者2枚は会社にあったのを使って、会社でデータとったので、ちょっとまずいかも?横領になるよな?まぁ、数分だけだし許してくれるだろう。)
(あと、ラズパイ1はどこにいったんだろう^^;)

HiKey の HiSilicon Kirin 620 が 8 core で圧倒的な速さだった。 これで $109 (先々週あたりは $99 だったはず)なのはコスパ的には最高だね。ラズパイ3の3倍もしない値段で全core使える処理なら30倍近い性能。ラズパイみたいにソースから kernel をビルドできるのか確認できてないけど、96Boards 的にはオープンプラットフォームを謳ってる訳だし、できるんだろうね。(Android なら Reference Board になってるからソースからビルドできる)

条件は揃ってないので、参考程度に。裏で動いてるプロセス殺してから、、とかやってない。普通に起動して、そのまま sysbench を 2 回かけて速い方を記録しただけ。

 

image

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.26

Beaglebone Black に LCD を付けた(その3)

BBB + Ubuntu 13.04 8/24版でも、Angstrom と同様、uEnv.txt に一行追記するだけで、LCD が使えた。

uEnv.txt は、/boot/uboot にあるので、

sudo vi /boot/uboot/uEnv.txt

として、

optargs=quiet capemgr.disable_partno=BB-BONELT-HDMI,BB-BONELT-HDMIN capemgr.enable_partno=BB-BONE-LCD4-01

を追加して再起動するだけ。

s-DSC01363

普通にコンソールで起動してくれる。

これで電源一本繋げるだけで、無線キーボード経由で遊べる(^^)v
スクリーンセーバー的な画面は真っ白な画面なので注意。ドキッとしたよ。

 

s-DSC01368

MPD で Wi-Fi 経由で NAS 上の MP3 を再生中に top を見てみたもの。大体 19% ぐらいくってる。

MPD のインストール方法は忘れた^^; まぁググれば出てくる。
Android 端末で、MPDroid で Wi-Fi 経由で制御できるので便利。

 

s-DSC01371

ダイソーの100円タッパーに入れたけど、LCDの配線がダメすぎるのか、フタを閉じると、同期が取れずに画面はグチャグチャに。。。^^;;

USB Hub の基板を BBB の裏に付けて、Wi-Fi ドングル、無線キーボードの受信機、秋月の PCM2704 を使った USB DAC を接続、LCDバックライト用の DCDC コンバータもチップ部品で小さく作って中に入れた。
DCDC コンはすごいノイズを出してる気がするけど、Wi-Fi も無線キーボードも特に問題ないっぽい。100KHz 程度でスイッチングしてるだけだから、大丈夫なのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.16

Beaglebone Black に LCD を付けた(その2)

先日、BBBに秋月の3000円液晶を付けたけど、マウスカーソルのラインに横線のノイズが入ったので、配線が長すぎたのかと思い、短くしてみた。(12cm ぐらいから 8cm ぐらいにした)

ら、逆に横線ノイズが増えてしまったのだった^^;;

で、よく観察すると、横線分のドットが増えてる感じだったので、ドットクロックが跳ね返ってデータをラッチする回数が増えてるのかなと思い、とりあえず、CLK線だけにダンピング抵抗として75Ωを入れてみた。

ら、嘘のようにノイズが消えて、綺麗に映ったのでした。

ダンピング抵抗って重要!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.13

Beaglebone Black に LCD を付けた

BBBに秋月の3000円液晶ATM0430D5を繋いでみた。
LCD4 cape の代わりに使えるみたい。

でも、横線のノイズが入る状態で、よくわからず。。
配線が長すぎたか??ダンピング抵抗を入れなかったのがまずかったか??LCDコントローラのパラメータを微調整する必要があるのか??
など、気になることはある。

CLKラインにダンピング抵抗入れたら直った。

基本的には、
http://debuota23.blog106.fc2.com/blog-entry-26.html
この方の blog 通りにしただけ。 ありがとうございます。
違いは、uEnv.txt で LCD4 cape を有効にしたぐらい。
Ubuntu で使いたかったのだけど、まだ cape の扱い方を理解してないので、とりあえず、最初から入ってる Angstrom で試した。

■S/W
http://www.logicsupply.com/blog/2013/07/18/disabling-the-beaglebone-black-hdmi-cape/
ここの通りに HDMI を disable して、かつ LCD4 cape を有効にする。

□初期設定を確認
root@beaglebone:/# cat /sys/devices/bone_capemgr.8/slots
0: 54:PF---
1: 55:PF---
2: 56:PF---
3: 57:PF---
4: ff:P-O-L Bone-LT-eMMC-2G,00A0,Texas Instrument,BB-BONE-EMMC-2G
5: ff:P-O-L Bone-Black-HDMI,00A0,Texas Instrument,BB-BONELT-HDMI

□uEnv.txt を編集

root@beaglebone:/# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/card
root@beaglebone:/# cd /mnt/card
root@beaglebone:/mnt/card# cp uEnv.txt uEnv.txt.ORG
root@beaglebone:/mnt/card# vi uEnv.txt
□以下のように2行目を追加
optargs=quiet drm.debug=7
optargs=quiet capemgr.disable_partno=BB-BONELT-HDMI,BB-BONELT-HDMIN capemgr.enable_partno=BB-BONE-LCD4-01
□再起動して、設定を確認。 HDMI の L が - になって、LCD4 が追加されればOK
root@beaglebone:/# shutdown -r now
 
root@beaglebone:/# cat /sys/devices/bone_capemgr.8/slots
0: 54:PF---
1: 55:PF---
2: 56:PF---
3: 57:PF---
4: ff:P-O-L Bone-LT-eMMC-2G,00A0,Texas Instrument,BB-BONE-EMMC-2G
5: ff:P-O-- Bone-Black-HDMI,00A0,Texas Instrument,BB-BONELT-HDMI
6: ff:P-O-- Bone-Black-HDMIN,00A0,Texas Instrument,BB-BONELT-HDMIN
7: ff:P-O-L Override Board Name,00A0,Override Manuf,BB-BONE-LCD4-01

■H/W
Pin 配置を調べようと System Reference Manual を見ても、LCD_DATA0, LCD_DATA1, .. となってて RGB の対応がわからないので、4D systems の 4DCAPE-43 の Datasheet にある回路図を見ながら配線する。
(というか、$49 なら、これを買ったほうが早かったかも^^;;)

LCD_DATA0 (P8.45) <---> B3 (pin24)
LCD_DATA1 (P8.46) <---> B4 (pin25)
LCD_DATA2 (P8.43) <---> B5 (pin26)
LCD_DATA3 (P8.44) <---> B6 (pin27)
LCD_DATA4 (P8.41) <---> B7 (pin28)
 
LCD_DATA5 (P8.42) <---> G2 (pin15)
LCD_DATA6 (P8.39) <---> G3 (pin16)
LCD_DATA7 (P8.40) <---> G4 (pin17)
LCD_DATA8 (P8.37) <---> G5 (pin18)
LCD_DATA9 (P8.38) <---> G6 (pin19)
LCD_DATA10 (P8.36) <---> G7 (pin20)
 
LCD_DATA11 (P8.34) <---> R3 (pin8)
LCD_DATA12 (P8.35) <---> R4 (pin9)
LCD_DATA13 (P8.33) <---> R5 (pin10)
LCD_DATA14 (P8.31) <---> R6 (pin11)
LCD_DATA15 (P8.32) <---> R7 (pin12)
 
LCD_PCLK (P8.28) <---> CLK (pin30)
LCD_AC_BIAS_E(P8.30) <---> DE (pin34)
 
DC_3.3V (P9.3 or P9.4) <---> Vdd (pin4)
GND (P9.1 or P9.2) <---> GND (pin3 or pin29 or pin36, LCD内部で繋がってる)
 
VDD_5V (P9.5 or P9.6) <-- 昇圧回路 --> V_LED+ (pin2)
GND (P9.1 or P9.2) <---> V_LED- (pin1)

ダンピング抵抗(33Ω)なんて、手持ちがないから、直接繋げてみた。

バックライトには 27.9V (Typical) が必要なので、昇圧回路が必要。

とりあえず、ATTiny85 と手持ちの部品を使って、適当に作ってみた。

LED 用だから電流でフィードバックをかけるべきだが、シャント抵抗用の低抵抗を持ってなかったので、とりあえず、電圧でフィードバックをかけてみた。

結果、入力 4.96V x 112mA で、バックライトは 25.38V x 12.51mA で点いて、変換効率 57.1% というイマイチな結果^^;; 既成品を買うべきだわ。

秋月なら、MAU109 が使えそうだね。

Strawberry Linux の LT3593 高電圧LEDドライバ・モジュールが一番良さそうだけど、ちょい高い。

でもまぁ明るさを好きなように調整できるし、DCDCコンの勉強になったし、よかったかな。



■結果


DSC01347
こんな感じでマウスカーソルの行に横線が入る。
配線が長すぎだよね。たぶん。

CLKラインにダンピング抵抗入れたら直った。

DSC01353
マウスカーソルを右端に持ってくと消えるんだけどなぁ。
(小さな白い点は埃^^;)

ほんとはGUIは必要なくて、コンソールだけでいいんだけど、、GUIを殺す方法がわからず。。

[Ctrl] + [Alt] + [F1] でコンソールになるけど、フォントが小さくて潰れてるし。

なんとか、コンソールのみでフォントをでかくできないだろうか?

キーボードとタッチパッドには、Logicool の K400 が使えてる。

確か、K400r になる前に型落ちで叩き売りされてたやつ。

正直キータッチが悪すぎて全く使ってなかったのだけど、BBBで使えてよかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.11.03

ABC2013A で kinneko さんに紹介されてた

http://www.slideshare.net/kinneko/beaglebone-blackandroid
ありがとうございます。
image
行こうとは思ったのだけど、雨降ってたから躊躇してしまった。行けばよかったなぁ。
#教えてくれたY氏、ありがとう。

でも、rowboat 氏のブランチと別で紹介されてるけど、実際は、TI 謹製の HP でも rowboat 氏のを使ってるから、同じなんだよね。。

repo init -u git://gitorious.org/rowboat/manifest.git -m TI-Android-JB-4.2.2-DevKit-4.1.1.xml

としろと書かれてるので。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013.10.20

BeagleBone Black でインターネットラジオ

BBB + Ubuntu 13.04 8/24版 + Wi-Fi USB アダプタの環境に、秋月の USB DAC を繋げて、インターネットラジオにしてみた。

秋月の USB DAC は PCM2704 で、年末に遊んでいた LUXMAN LXU-OT2 と同じなので、比較してみようかと思ってこれにした。
Windows でドライバが要らない USB DAC ならどれでもいいと思う。

アンプは、aitendo の 低電圧パワーアンプキット[AKIT-34119] を使ってみた。
低電圧で動きそうだったので。
どうせ BBB から 5V 取るので、なんでもいいんだけど。

USB DAC を挿して起動すると、

ubuntu@arm:~$ cat /proc/asound/cards 
0 [Black ]: TI_BeagleBone_B - TI BeagleBone Black
TI BeagleBone Black
1 [DAC ]: USB-Audio - USB Audio DAC
Burr-Brown from TI USB Audio DAC at usb-musb-hdrc.1.auto-1.3, full speed

と、DAC という名前で認識された。

mplayer が有名っぽいので、

sudo apt-get install mplayer

としてインストールして、

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://yp.shoutcast.com/sbin/tunein-station.pls?id=106750

みたいに起動すれば、ストリーミング再生された。

すごい簡単!

DAC の部分は、cat /proc/asound/cards で確認した名前にする。

Black にすると、HDMI 側に出力される。

LUXMAN LXU-OT2 の場合は LXUOT2 を指定する。

URL の部分は、SHOUTcast で、再生ボタンで右クリックしてショートカットをコピーして、それを使った。

Wi-Fi 接続だから、USB 1本挿すだけで動くので、お手軽。

でも、USB の bus power だけだと、ちょっと音を大きくしたとたんに、USB DAC の電力が不足して死ぬ。。

自動でログイン&再生するようにすれば、AC Adapter 1本で動かせるけど、自動ログインする方法がわからず。。

→/etc/init で自動起動できて、AC Adapter 1本で起動できた。↓の追記2のところ。

追記:

SHOUTcast 以外で、日本のラジオ局も探してみた。

ねとらじのも play ボタンを右クリックしてリンクをコピーすれば再生できた。 -playlist は付けずに、直接指定する。

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC http://std1.ladio.net:8080/namage

こんな感じ。

あと、NHK も「らじる★らじる」というのをやってて、以下で聴けた。

ラジオ第一

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://mfile.akamai.com/129931/live/reflector:46032.asx

ラジオ第二

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://mfile.akamai.com/129932/live/reflector:46056.asx

NHK-FM

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://mfile.akamai.com/129933/live/reflector:46051.asx

あと、バックグラウンドで動作させるには、& を付けるだけじゃダメで、 < /dev/null > /dev/null 2>&1 & を付ける必要があった。

mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://mfile.akamai.com/129931/live/reflector:46032.asx < /dev/null > /dev/null 2>&1 &

こんな感じ。

追記2:

別に自動ログインしなくても、wlan0 経由で ssh でログインすればいいから、AC Adapter のみで起動出来た。

最大音量にしても USB DAC は落ちなくなったが、ブチブチとノイズが入ってちょっと聴きづらい感じ。LXU-OT2 に変えてもノイズは入るので原因がよくわからず。。元々のデータにノイズが入ってる?? →直った。下↓の追記3。

あと、/etc/init/mplayer.conf とかに

start on net-device-up IFACE=wlan0 
chdir /home/ubuntu 
exec mplayer -ao alsa:device=sysdefault=DAC -playlist http://yp.shoutcast.com/sbin/tunein-station.pls?id=170421 < /dev/null > /dev/null 2>&1 &

みたいなのを書いておけば、wlan0 が up した時に、mplayer を自動起動してくれるようになった。

これで、AC Adapter 挿すだけで、再生してくれるので、とりあえず、固定局なインターネットラジオとして使える。

いろんなサイトに書かれてる start on runlevel [2345] とかすると、3回ぐらい起動されてエコーがかかる感じで再生されて、ダメだった^^;;

追記3:

ブチブチノイズが入るのは、44100Hz→48000Hz へのサンプリング周波数の変換が入るからだった。

http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=663239

バグレポート上がってるけど、ALSA dmix の仕様でどれかのサンプリング周波数に統一されるみたいで、バグではなさそう。

なので、ALSA dmix の設定を探してみたら、

/usr/share/alsa/alsa.conf に

defaults.pcm.dmix.rate 48000

という設定があった。

ので、これを 44100 にすれば、44100Hz のラジオ局ではノイズは入らなくなった。

けど、48000Hz の局ではノイズが入るのだと思われる。まだ試してない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.09.23

BeagleBone Black で USB Camera

BeagleBone Black + Ubuntu 13.04 8/24版に USB Camera を付けて、画像キャプチャができた。
買ったのは、Logicool HD Webcam C270
Raspberry Pi での動確されてる例が多かったので、これを買ってみた。

UVC (USB Video Class) のドライバが入っているので、UVC に対応したカメラならどれでもよさげ。ぐぐると Wikipedia でリストアップされてるね。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_USB_video_class_devices 

挿して起動するだけで /dev/video0 として見えるので、 あとは、適当にアプリを入れるだけ。
とりあえず、有名な motion を入れて動確してみた。

sudo apt-get install motion

としてインストール。

sudo motion

として起動すれば、
動きを検出した時にキャプチャしてくれて

[1] File of type 8 saved to: /tmp/motion/01-20130922224225.swf
[1] File of type 1 saved to: /tmp/motion/01-20130922224225-01.jpg

みたいなログが出る。

[0] Exit motion, cannot create process id file (pid file) /var/run/motion/motion.pid: No such file or directory

みたいなエラーが出たら、mkdir -p /var/run/motion としてディレクトリを作ればOK

ただ、このままでは http 経由では localhost 以外から見れないので、

sudo vi /etc/motion/motion.conf

として、

control_localhost on を off に変更
webcam_motion on を off に変更

とする。 これで、
http://<IP address>:8080/ で設定ができて、
http://<IP address>:8081/ でライブ映像が見れる。
ライブ映像は chrome じゃだめで、Firefox を使う必要あり。

あとは好みで

daemon off を on に変更
locate off を on に変更
framerate 2 を 30 に変更
ffmpeg_video_codec swf を mpeg4 に変更
output_normal on を off に変更
target_dir /tmp/motion を /home/ubuntu/motion に変更

とかすれば、
daemon として動いて、
動き検出したところに枠を描画してくれて、
framerate が 30fps になって、
mpeg4 で保存してくれる。
output_normal は on だと jpg も保存してくれるが、mpeg4 だけでいいので、off
target_dir は適当に。

このカメラ、こんなに安いのに画質が良くてびっくりでした。お勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.09.20

BeagleBone Black で Wi-Fi

BeagleBone Black + Ubuntu 13.04 8/24版 に Wi-Fi USB アダプタを付けることで、自宅の wifi  AP に接続することができた。
買ったのは I-O DATA WN-G300UA で、特に問題なく使えてる。
Angstrom は確認してない。

BBB 起動後にこれを挿してもなぜか反応してくれなかったが、挿した状態で BBB の電源を入れれば認識された。
認識された後は、

sudo vi /etc/network/interfaces

として、
中のコメントに書かれている通り、

auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
    wpa-ssid "アクセスポイントの SSID (=名前)"
    wpa-psk "パスワード"

を追加して、保存して、

sudo ifup wlan0

とすれば、すぐに接続されて、DHCP で IP 取得してくれた。ifconfig で確認できる。

買うべき Wi-Fi USB アダプタは kernel の config を調べることでわかる。
ここに書かれている通り、

git clone git://github.com/RobertCNelson/linux-dev.git
cd linux-dev
git checkout origin/am33x-v3.8 -b tmp
./build_kernel.sh

として kernel source を取得して、build をかけて、
途中で出てくる make menuconfig のメニューで、

Device Drivers --->
  Network device support --->
    Wireless LAN --->
      Relatek RTL8192CU/RTL8188CU USB Wireless Network Adapter

が <M> になっているのを確認して、RTL8129CU のを買ってみた。
他の device も色々 <M> になってて module として組み込まれてるので、
それらは使えると思う。
最近なら、Ralink の rt27xx/rt28xx/rt30xx の方が安くていいかもしれない。

#build_kernel.sh を実行しないと KERNEL が取得されない。
#git config --global user.name 'your name'
#git config --global user.email 'youremailaddress@foo.bar.com'
#という設定をしないと、KERNEL を取得できないかもしれない。

もし、最後まで build してしまったら、

cd KERNEL
make menuconfig

として、いつでも確認できる。

アンテナがでかいからか、iwconfig で見るといつも 150Mbps で link されてるので、これは安くていいような気がする。

追記(13/9/29):秋葉のショップインバーズ秋葉原2号店で100円で買った GW-USLight でも問題なく接続できた。100円は安すぎ!いくつか買っておくべきだったな。
(↑の I-O DATA WN-G300UA を挿した後にこれを挿すと wlan1 になるので、/etc/udev/urles.d/70-persistenet-net.rules を書き換えて wlan0 にしとくのが楽かも?)

追記(13/11/1):IP Address を固定する場合は dns-nameservers の指定が必要だった。1時間ぐらい Google を彷徨ったよ^^;;
普段は外からアクセスできる Web server として使いたかったので固定する必要があった。

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
    wpa-ssid "アクセスポイントの SSID (=名前)"
    wpa-psk "パスワード"
    address 192.168.0.50
    netmask 255.255.255.0
    gateway 192.168.0.1
    dns-nameservers 192.168.0.1

こんな感じ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013.08.28

BeagleBone Black に Android を入れた

例によって micro SD に入れただけだが。

http://processors.wiki.ti.com/index.php/TI-Android-JB-4.2.2-DevKit-4.1.1_DeveloperGuide
ここの通り。

■ソースの取得。
妙に遅かったから apt-get update & upgrade した。
ら、速くなった。git の version に依るのだろうか?たまたまか?
fatal: early EOF が結構出てたのがなくなった。

mkdir -p work/BBB/android
cd work/BBB/android
repo init -u git://gitorious.org/rowboat/manifest.git -m TI-Android-JB-4.2.2-DevKit-4.1.1.xml
repo sync -j8

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
repo sync -j8

■u-boot の build

export PATH=~/work/BBB/android/prebuilts/gcc/linux-x86/arm/arm-eabi-4.6/bin:$PATH
cd ~/work/BBB/android/u-boot
make CROSS_COMPILE=arm-eabi- distclean
make CROSS_COMPILE=arm-eabi- am335x_evm_config
make CROSS_COMPILE=arm-eabi- -j4

■kernel の build

cd ~/work/BBB/android/kernel
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-eabi- distclean
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-eabi- am335x_evm_android_defconfig
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-eabi- uImage -j4

■Android の build

cd ~/work/BBB/android
make TARGET_PRODUCT=beagleboneblack OMAPES=4.x -j4
make TARGET_PRODUCT=beagleboneblack fs_tarball
make TARGET_PRODUCT=beagleboneblack OMAPES=4.x -j4 sdcard_build

sdcard_build を付けて make すれば、u-boot も kernel も全部 build してくれるように書かれてるけど、してくれなかった。ので、u-boot, kernel を build してから、sdcard_build を外して make、fs_tarball を付けて make した後に、sdcard_build を付けて make した。

■micro SD に入れる

cd out/target/product/beagleboneblack/beagleboneblack
sudo LANG=C ./mkmmc-android.sh /dev/sdX

例によって、/dev/sdX は環境に依る。
micro SD が Windows で使ってたものだとうまくいかず、一旦、sudo fdisk /dev/sdX して、d で全部消して w で消した状態のを書き込んでから mkmmc-android.sh を実行する必要があった。script 的に fdisk -l /dev/sdX を実行した結果を grep DISK してて、Windows で使っていたものだと DISK になるところが FAT32 とかになってしまって見つからないみたい。
途中で出る
cp: cannot stat `START_HERE': No such file or directory
というエラーは気にしなくていいはず。START_HERE を指定しておくと、そこからもコピーしてくれるっぽい。

追記:ソースから作れるのはすごい安心感があるけど、ちょっと設定変えると System UI が死ぬのを繰り返すから、Ubuntu の方がいいかも。デフォルトの live wallpaper をただの画像に変えただけで、System UI が死ぬのを繰り返すようになってしまう。。
最初の repo init の時に rowboat-jb.xml を指定すれば最新のを取得できると書かれてるので、後で試してみるか。

さらに追記:rowboat-jb.xml なんてなかった。。 web の説明は古いね。。  ls .repo/manifests で manifest のリストが見れるので、確認して、rowboat-jb-am335x.xml を指定すればうまくいった。けど、こっちのが古いかも??

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2013.08.21

BeagleBone Black に Ubuntu 13.04 を入れた

入れたというか、Micro SD カードに入れてそこから起動するので、元々入っている Angstrom には影響しない。Micro SD カードを抜いて起動すれば Angstrom が起動する。

linuxtoybox さん(なのかな?)のここに書かれてたことをそのまま実行しただけ。ありがとうございます。
ファイル名が違ったのと、日本語環境の Ubuntu から作るには LANG=C が必要だったぐらいの違い。rcn-ee.net 上の古いイメージは消されているようで、7/22 のイメージを使った。
追記:本家はここだね。8/24版が出てる。

wget http://rcn-ee.net/deb/rootfs/raring/ubuntu-13.04-console-armhf-2013-07-22.tar.xz
tar xJf ubuntu-13.04-console-armhf-2013-07-22.tar.xz
cd ubuntu-13.04-console-armhf-2013-07-22
sudo LANG=C ./setup_sdcard.sh --mmc /dev/sdX --uboot bone_dtb --swap_file 512
(最初に、/dev/sdX が正しいか聞かれるので、よく確認して。)

として、Micro SD カードを作る。
/dev/sdX は、環境に合わせる。うちは /dev/sdc だった。
Micro SD 挿した時に勝手に mount されるので、sudo umount /media/xxxxx で、全部 umount してから、setup_sdcard.sh を実行する。 script が勝手に umount してくれるので気にする必要はなかった。

あとは、Micro SD カードを BBB に挿して起動するだけ。
user=ubuntu, password=temppwd でログインして、

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install aptitude
sudo dpkg-reconfigure tzdata
(Asia → Tokyo を選択)
sudo apt-get install ruby

とした。
aptitude は特に要らないか?入れるつもりだった python が入ったから、まぁよしとしよう。 python は8/24版だと最初から入ってるね。7/22版でも入ってそうだ。
あと、ruby も入れてみた。

さて、これで何を作ればいいのだろ?買ってはみたもののアイデアが浮かばないなぁ。。^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)